ITEM | 2019/12/10

身分証をデータ化して持ち歩く。オンラインで提出できるデジタル身分証アプリ「TRUSTDOCK」

文:武者良太
ユーザーごとの反社チェックを行えるAPIも提供
サイフのなかに身分証を入れて持ち歩かなくてもいい時代が...

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文:武者良太

ユーザーごとの反社チェックを行えるAPIも提供

サイフのなかに身分証を入れて持ち歩かなくてもいい時代がやってくる。

さまざまなサービスが整っている現在だが、アカウント登録時の身分確認はまだ面倒だ。書類や身分証のコピーを送付するといった時代からは一歩すすみ、オンラインによる申請ができるようになってはきたが、登録した住所に転送不要郵便などで送られてきた書類で本人確認を行うなど、時間も手間もかかるサービスが多い。

そこで近年、決済を必要とするサービスに導入されつつあるのが犯罪収益移転防止法に基づくeKYCだ。electronic Know Your Customerの略称で、ユーザーの身分確認をすべて電子的に行うものだ。LINE PAY、メルペイなどで導入されている本人確認システムもその1つ。

ユーザーの利便性を高め、サービスを利用しやすくするeKYCのシステムをより普及させようとしているのが、日本唯一のeKYC対応のデジタル身分証アプリ「TRUSTDOCK」。自分の写真付き公的身分証と顔写真を登録することで、TRUSTDOCKのAPIを利用しているサービスのアカウント取得をスピーディに行えるメリットがある。

サービス提供者にとっても、改正犯罪収益移転防止法のみならず、割賦販売法、古物営業法、携帯電話不正防止利用法、出会系サイト規制法など、様々な法律に準拠した本人確認を24時間365日フルタイムで行ってくれるTRUSTDOCKのメリットは大きい。反社チェックの一次スクリーニングも行ってくれるので、リスクを持っているかもしれないユーザーの洗い出しも素早く行える。

対応書類は運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、マイナンバーカード、住基カード、在留カード、特別永住者証明書。一般的な写真付き公的身分証はすべて網羅。

対応サービスはレシート買取アプリ「ONE」、チケット媒介サービス「チケットストリート」、フリーランス向け報酬即日払いサービス「yup」、定額制多拠点住み放題サービス「ADDress」など20を超える。これらのサービスをお試しで使ってみたいといったときにも、TRUSTDOCKは便利だ。


TRUSTDOCK