ITEM | 2019/11/28

使った金額ではなく、節約できた金額を記録する。気持ちのいい節約グセが身についてくる「節約ウオッチ」

文:武者良太
ただし継続利用は有料となる
気がつくと手元にあるお金を使ってしまう。そんな浪費グセに悩まされている人を...

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文:武者良太

ただし継続利用は有料となる

気がつくと手元にあるお金を使ってしまう。そんな浪費グセに悩まされている人を手助けしてくれるアプリが登場した。

「節約ウオッチ」は『伸びる会社の経理が大切にしたい50の習慣』(日本経済新聞出版社)、『フランス式 毎日がおもしろくなる 自分らしくはたらく手帳』(クロスメディア・パブリッシング)などの書籍を執筆してきた前田康二氏による節約アプリ。家計簿をつけているのになかなかお金がたまらないといった人など、節約できない人々の行動習慣を調査し、改善効果が見られるメソッドをアプリ化したものだ。

旅行の費用を貯めたい、スマートフォンを買い替えたい、クルマの車検代を貯めたいなどなど、まずは節約したい目標金額、期間、目的を入力する。あとは節約した内容と金額を1つずつ入力していけばいい。「普段だったら買ってしまう缶コーヒーを我慢した 120円」といったように。

貯金箱のように直接お金を貯めるだけではなく、「レストランで1皿サービスしてもらえた 500円」といった経験をも登録して、得をした=節約と意識付けし、節約グセを養いやすいのも同アプリの特徴といえる。

使い方が簡単なことから、子供たちに使わせてもいいだろう。欲しいシューズのためにコンビニで無駄遣いしない、親の手伝いをして小遣いをもらうといった感覚を養わせることが期待できる。

なお10回以上の節約項目を入力すると、課金画面が表示される。以後の利用は200円/月〜1200円/年となっている。もしもアプリ利用料金も節約したいというなら、節約グセが完全に身につくように努力したい。


流創株式会社