文:三浦一紀
Web経由で機能追加が可能に。でも日本での発売予定なし
スマートフォンは、電話だけではなくインターネット接続、メール、SMS、ゲーム、カメラ、音楽、動画、電子マネーなどなど、多機能化されてきた。今や、パソコンがなくてもスマホさえあれば何でもできると言っても過言ではないだろう。
しかし、その流れに逆行するスマホがある。それが「Light Phone 2」だ。
このスマホは、「なるべく使わない」がコンセプト。画面はモノクロのE-ink。本体はかなり小型軽量で、画面サイズも小さい。
初代の「Light Phone」は、通話、メッセージ、アラームの機能しかないというとてもシンプルなものだったが、後継機種である本製品は、少しだけ機能が拡張されている。
ただし、機能追加はWeb経由でユーザーが行うようになっている。予定されている機能には、音楽再生機能や計算機、カレンダーなど。ただし、人々の時間を浪費するSNS機能は予定されていない。
本体サイズは55(W)×91(H)×6.5〜7.5(D)mm、重量は75g。カラーはブラックとホワイトに2色用意されている。SIMフリー端末であり、nanoSIMとセットで販売される。価格は350ドルとなっている。
なお、日本での発売予定は今のところない。個人的には、このようなシンプルなスマホは大歓迎なのだが。