CULTURE | 2021/01/06

リモートワーク中に4割以上が飲酒した経験あり!最も飲んでいる職業とは?コロナ禍のアルコール依存に懸念

Photo by Shutterstock
文:山田山太
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、一気に普及したリモ...

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広告代理店勤務は自宅での飲酒率が高いという結果も

アプリ開発などを行うFishbowl社が昨年4月、アメリカに住む1万2895人を対象に行った調査によると、41.76%の人が、リモートワーク中に飲酒をしたことがあると回答。こちらも上記の調査とほぼ同等の結果が出ている。

また、広告代理店勤務のリモートワーク中の飲酒率は49.14%と、職業別に見ると最も高かった。日本だけでなく世界的に見ても、比較的激務とされている広告代理店。仕事のストレスもだが、勤務時間が夜遅くにまで伸びてしまうということも影響していそうだ。

今回あぶり出された課題は、「いかにして勤務中の飲酒を阻止するか」ということではなく「いかにして社員のストレスを軽減するか」であることだろう。コロナ禍でアルコール依存が急増していることは明白だ。メンタルヘルスケアが求められる時代の中で、企業が社員に対してどんな対策ができるのか、改めて問い直す必要があるのかもしれない。


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