文:FINDERS編集部
アートと無縁のビジネスマンが作品に魅了される過程を追体験
現代アートと縁がなかった昭和のビジネスマン、田口弘氏が国内有数の「タグチアートコレクション」を築くまでを追う展示「タグコレ 現代アートはわからんね」が2023年2月4日(土)から5月7日(日)まで角川武蔵野ミュージアムで開催する。チケットは、オンラインと当日券の2種で、1月17日(火)13時から販売が開始される。
「よくわからないから」という理由で敬遠しがちな現代アートとの距離を縮めることをテーマにした本展覧会。
元々アートの知識がなく、「現代アートはわからんね…」とさえ漏らしていたミスミグループ創業者の田口氏。同氏が次第にアートの世界にのめり込み、アメリカン・ポップアートを中心とした「ミスミコレクション」、そして個人コレクションである「タグチアートコレクション」を築きあげるまでの過程を追体験出来る展示構成になっている。
コレクション発展の裏側や、買い付けの苦労話、アートの変遷を表すコレクション内の作品の変化など、コレクションを作り上げていく過程だからこその体験が5つのセクションに分かれて紹介される。
さまざまな角度から現代アートに触れることで、一見難解でとっつきづらい現代アートに対する苦手意識を克服するきっかけになるはずだ。
コレクションからは、キース・ヘリングやアンディ・ウォーホル、奈良美智はじめ現代アート、ポップアートを代表するアーティストによる作品が展示予定だ。
タグチコレクション Keith Haring より 左)Untitled #4 右)Untitled May 31
タグチコレクション 奈良 美智 より Cosmic
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