ITEM | 2022/03/04

渡さない名刺交換ツール「CommSticker」。スマホでスキャンするだけで名刺交換ができるけど…

文:FINDERS編集部
スマホをかざして情報を読み取るリンク交換ツール
まだまだビジネスの現場では一般的な名刺交換...

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文:FINDERS編集部

スマホをかざして情報を読み取るリンク交換ツール

まだまだビジネスの現場では一般的な名刺交換。DXが叫ばれる中でも結局これが一番効率が良いのか、単に慣習を変えるのが難しいだけなのか。とにかくもらった名刺は溜まっていく一方なので、保管も管理もデジタルと比べると圧倒的に不便である。

そんな名刺交換事情に革命を起こすべく誕生したのが"渡さない名刺交換”こと「CommSticker」だ。

ICカードにURLを登録できる仕組みとなっており、スマートフォンをかざすことで、カード内のURLを読みとる仕組み。EightやSanSanといったデジタル名刺サービスと連携させるのが、ベーシックな使い方になるようだ。

URLであればなんでも大丈夫なので、SNSアカウントや会社や自身のウェブサイトを持っていればうまく活用してもいい。

受け取り側は名刺アプリがインストールしてあればスムーズだが、ウェブブラウザ経由で連絡先をインポートすることもできる(このあたりはCommStickerではなく、デジタル名刺サービス側の機能だが)。

デザインは3パターンから選ぶことができ、一般的な名刺のようなデザインのビジネス型。日常利用向きだというポップ型、自分でデザインしたい人に向けたオリジナルデザイン型だ。通常の利用であればビジネス型に。こだわりがある人はオリジナルデザインを選ぶと良い。とは言え、ビジネス型にしろポップ型にしろ、名刺にメーカー名のロゴが大きく印刷されているのはやはり抵抗がある……。

気になる点もいくつか。そもそも名刺機能については外部サービスに依存する形になる。そしてURLは自分では変更できないとのこと。メーカーに設定し直してもらうか、新たに購入することになるのだろうか(詳細は記載なし)。

また表面のデザインも変更不可とのことで、誤植やちょっとした情報の変更が合った場合は上から情報を印刷したシールを貼り付けるなど、うまく対処する必要がある。

CommStickerは現在クラウドファンディングサイトMakuakeにて支援を受け付けており、2000円台から購入できる。そもそもQRコードを印刷すれば事足りるといえばそれまでだが物は試し、気軽に導入してみるのもいいだろう。


支援はこちらのページから↓
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