LIFE STYLE | 2021/05/25

「買い物の間、息子の面倒を見て」二度と戻ってこなかった隣人の子どもを18年間育て上げた女性の衝撃告白が話題に

文:ヤジマミユキ
苦境に立たされた時、自分よりもはるかに波乱万丈な人生を歩んできた人の姿を見て、勇気をもらい励まされる...

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文:ヤジマミユキ

苦境に立たされた時、自分よりもはるかに波乱万丈な人生を歩んできた人の姿を見て、勇気をもらい励まされるものだ。

TikTokユーザーである現在70代のロザリンダさんは3月27日、動画を投稿。半生を語った衝撃告白が注目を集めている。

里親になることを決意

ロザリンダさんは若い頃、隣に住む親子の母親から「買い物に行く間、幼い息子の面倒を見ていて欲しい」と言われ、「もちろん」と快諾。しかし、母親はそれっきり二度と帰ってくることはなかったとのこと。

それからロザリンダさんは、その男の子と一緒に暮らし、まるで自分の子どものように育てた。その後、男の子は18歳の時に実の父親を見つけ、新しい生活を始めるために家を出ていったという。

これをきっかけに、ロザリンダさんは里親になることを決意。何年にもわたって多くの子どもたちを育ててきた。そして1990年、ロザリンダさんはローラと名付けられた女の子を正式に養子に迎えた。「なんて美しくて小さな赤ちゃんかと思いました」とその時のことを振り返る。以来、現在30歳になるローラさんと一緒に過ごしており、時折ロザリンダさんのTikTokにも登場するなど、仲睦まじい様子が伝わってくる。

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