LIFE STYLE | 2020/02/27

有給休暇を32日間取るため、同じ女性と4回結婚して3回離婚した台湾人男性。驚愕の顛末が話題に

Photo by Shutterstock
文:ヤジマミユキ
物事の好き嫌いや善し悪しの価値観が、人それぞれ異なるの...

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文:ヤジマミユキ

物事の好き嫌いや善し悪しの価値観が、人それぞれ異なるのは当たり前のこと。しかし、社会生活を営む上で、常識の範囲、倫理的な概念については、ある程度の共通認識が必要である。

ある台湾人男性が、有給休暇を巡ってとんでもない行動を取ったと、『TIMES NOW』が今月15日に報じた。

約1カ月間の有給休暇を取得するために

台北で銀行員として働く男性は、昨年4月6日に結婚した。台北では結婚に伴い、8日間の有給休暇を取得できる法律が定められている。そこでこの男性は、8日間の有給休暇を申請し、銀行側はこれを承認した。

ところが、この男性はその有給休暇が終わると、妻と離婚。そしてその翌日に、再び同じ女性と結婚し、再び有給休暇を申請したのだ。男性はこの行為を繰り返し、最終的に37日間の間に4回結婚して3回離婚、合計32日間の有給休暇を申請した。

しかし、銀行側は男性の思惑を察しており、追加で申請された有給休暇については承認しなかった。一方の男性は断られていたにも関わらず、当初の計画通りに約1カ月間の休暇を満喫。その後、男性は台北市労働局に、銀行が労働休暇規則の第2条に従わなかったと告発した。

次ページ:労働局の下した意外な判決

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