LIFE STYLE | 2020/07/10

玄関の前で「アブラ・カタブラ!」と大声で叫び、走り去ったAmazon女性配達員がSNSで大絶賛されている理由

文:nanchatic
誰もが不安を抱えて生きているウィズコロナの時代。そんな社会に必要なのは、思いやりのこもった笑い...

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文:nanchatic

誰もが不安を抱えて生きているウィズコロナの時代。そんな社会に必要なのは、思いやりのこもった笑いなのかもしれない。

そんな中、Amazon女性配達員のユーモラスな姿に、SNSで笑顔が広まっている。

13歳の息子のイタズラに全力で応えたAmazon女性配達員

米国デラウェア州マグノリアに暮らすリン・スタッフィエリさんは、飼っている子猫のため、Amazonでサークルを注文した。6月中旬、リンさんが外出中、誰かが自宅を訪ねてきたとスマホに通知が入った。ドアベルの映像を確認してみると、Amazon女性配達員が玄関の前に段ボールを置くと、3回ノックし「アブラ・カダブラ!」と大声で叫んで、そのまま大急ぎで走り去る姿が収められていた。

Amazon女性配達員はなぜこのような奇妙な行動を取ったのだろうか? この映像を見て大笑いするリンさんの息子ジェイコブ君(13歳)が、秘密を打ち明けた。

ジェイコブ君は、Amazonでの注文の際、自宅の住所を見つけるための追加の記入欄に、こっそりと「ドアを3回ノックして、『アブラ・カダブラ!』と大声で叫んで、走って逃げてください」と書き込んでいたのだ。まさかそんな指示に本当に従う人はいないだろうと、ジェイコブ君も忘れかけていた矢先のハプニングに、一家は笑いに包まれたという。

リンさんは『CNN』の取材に、ジェイコブ君の行いを謝罪しながら、「社会に不可欠なエッセンシャル・ワーカーはとてもタフで、たくさんの注文が入りとても忙しかったはずです」「この Amazon女性配達員の心遣いは、我が家に笑いを届けてくれたのです」と答えた。

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