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電子タバコ歴1年半の18歳男性、肺年齢が70歳に!メーカーと販売店を提訴
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  • 2019.10.07
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電子タバコ歴1年半の18歳男性、肺年齢が70歳に!メーカーと販売店を提訴

Photo By Shutterstock

文:岩見旦

リキッド(液体)を加熱し、発生した蒸気のフレーバーを楽しむ電子タバコ。今、世界中で若者を中心に人気を博している。

そんな中、電子タバコを吸っていた10代の男性の肺年齢が70歳になったと『CNN』が報じた。

たった1年半の電子タバコが「大きな損傷」に

現在18歳の米国イリノイ州ガーニーに暮らすアダム・ヘルゲンレダーさんは、16歳のときから1年半にわたり電子タバコを吸っていた。好きな香りはミントとマンゴー風味。両親や教師、保険当局から止めるように指導されたにも関わらず、吸い続けたという。。

ヘルゲンレダーさんは8月末、突然嘔吐と呼吸困難のため病院で治療を受けた。医師が肺のレントゲンを撮ると「大きな損傷」を発見し、入院することに。ヘルゲンレダーさんの肺は70歳のようだと医者に言われたという。「このことについて考えるのは怖いです。あの小さなデバイスが私の肺をこんな風にしたのです」と心境を語った。

医師の一人は「もしヘルゲンレダーさんのお母さんが2、3日以内に病院につれてこなかったら、彼の呼吸は死んでいたかもしれないほど悪化していたでしょう」と語った。現在は、酸素チューブ、ステロイド、抗生物質の治療で、病状は改善の兆しを見せているとのこと。

電子タバコ関連の肺疾患が急増

ヘルゲンレダーさんは、電子タバコメーカーの「ジュール」と、販売店のガソリンスタンドを未成年のときに販売したとして提訴した。SNSを利用することで「電子タバコメーカーは、人気、仲間の受け入れ、肯定的な自己イメージなどの強力な心理的ニーズを満たすように設計された広告を用いて、若者を簡単に操作することができた。これは、過去に大きなタバコで使用されていたのと同じ手法である」と訴えている。

米国疾病管理予防センター(CDC)によると、電子タバコ関連の肺疾患は現在急増しており、全米で患者数は1080人、死者は18人だ。患者の多くが、大麻のTHC成分を含むカートリッジを購入したと答えており、ヘルゲンレダーさんもその一人だ。しかし、ニコチンカートリッジしか購入していない患者もいるため、疾患の原因はいまだに究明されていないという。

日本ではニコチンカートリッジの販売は禁止されている。一般に流通しているリキッドカートリッジに関しては安心してほしい。


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